意識を拡大する事

最終更新: 2019年12月13日


過去の作品、3ヶ月前、半年前、一年前の作品と現在の作品を見比べてみてください。 3ヶ月前の作品とではそんなに違いがなくても、一年前の作品とでは変化があると思います。 絵が上達する速度は、一瞬にして劇的に上達するものではありません。少しづつ変化していきます。 しかし上達する速度は人によって違います。 注意すべき事は、過去と現在でどのようにどれぐらい変化したのかという事です。 上達した部分、上達していない部分。 デッサンに関して言えば、構図の収め方、描写力、陰影の幅、タッチ、質感や空間表現。 漠然と絵の向上とは何かと考えても捉えにくいですが、分化してみると理解しやすくなります。 ではあまり向上していない部分に目を向けて、何故向上していないのか原因を探り、過程を思い出して考察してください。 苦手だった物事を文字にし、より理解力を高めてください。 考察してもわからない場合それには2通りの理由がございます。 一つは結果につなげる方法がわからない為、もう一つは常習化したよくない癖がある為です。 常習化した癖とは手を早く細かく動かしてしまいストロークが短くなり易いとか、掠れた筆を濡らす事を忘れがちだとか。 常習化した癖がある場合、その動作を客観的に意識しずらいので、他人と比較して違いを探してください。 望んだ結果の妨げになるのであればその癖は治すべきだと思います。 また苦手とする物事を避け気味ではありませんか?避けるから上達しない事は安易に理解できると思います。 そういったいろんな理解があれば、意識を変える事、行動を変える事も出来ると思います。 レッスンではこれらの事をお伝えしておりますが、お一人で行う場合、特に意識をしてください。

・・・少し話が逸れます。 視力が0.1より下の方の裸眼はすりガラス越しの世界を見ているような曖昧な見え方になります。ほとんど物の詳細は見えません。 どんなに見たものを正確に描ける画力があっても、見えていなければ描きようもありません。見えていないのですから。 見えていないという事は理解していないという事です。 例えば陰影の細かな明暗の違いを理解していない場合、それは見えていない事と同じです。 つまり、絵の向上とは意識の拡大でもあるという事です。

知ろうとする知的好奇心が人を成長させます。

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